神谷安吾の”In The Garage”

お笑い芸人達に捧げるラブレター

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#27 MANZAI VIDEOを作った理由

 

どうも、神谷安吾です。

動画をyoutubeにアップしました。観てくれたり聴いてくれた方ありがとうございます。(作成した動画のURLです⇨

MANZAI VIDEO(MUSIC VIDEOパロディ漫才ver.) - YouTube

そしてこの雑記にもアクセスしていただきありがとうございます。

* #26で綴ったMANZAI VIDEOの歌詞の雑記を参照しておきます。

 

www.kamiya-ango-in-the-garage.work

 

 

 

今回はMANZAI VIDEOを作った経緯・理由を綴っていきます。

 

経緯・理由

岡崎体育さんの神曲「MUSIC VIDEO」では、ミュージシャンのMVにおけるあるあるを歌と映像にしたメタ作品であり、カッコイイ楽曲にのせMVの手法を簡潔かつ面白く説明した歌詞に、クリエイターと受取手の真摯な想いまで載せて表現した非常に興味深い作品でした。(最近出したアルバムのSAITAMAも最高です)

その発想・構成にインスパイアを受け、漫才版の歌詞を乗せたらどうなるのだろうかと思い、作製に取り掛かった次第です。

僕が作成した作品については、カラオケ音源に関してはyoutubeで自由に使っていいと上がっていたもの(野田工房さん作成の音源)をお借りし、手法は岡崎体育さんからお借りし、歌詞だけはオリジナルにしました。歌詞を変えたカバー曲です。

 

注目していただきたいのは、ここ2、30年の間で漫才師がやってきたカッコイイ姿を振り返るまとめを作りたかったということです。

 

角度を変えると、漫才の手法への非難だったりいじっているようにも見えてしまうかもしれませんが、

評論家でも芸人でもない素人の僕が、広く認知されているであろう浅いあるあるを選択し例をあげているだけで(例えば「べっぴんさん・・・」のくだりなど)、ネタの作りがどうこうではなく、こういったシーン見たことありますよね!と提示しているだけのつもりで、悪意は全くないです。

 

一つ含みを持たせる意味で言うならば、長い歴史の中で漫才師たちがフォーマットを作り上げてきたこと、そのフォーマットをフリにして様々な笑いを生み出している漫才師たちのカッコいい部分を見つけ出すための前提知識として持っていればもっと能動的に漫才を楽しめて、もっと漫才が好きになると思ったんですよね。

 

又吉直樹さんの「火花」では、(上記の意味合いとは異なりますが)「客は何も考えないで笑って幸せになればいい」というニュアンスの、僕も非常に感銘を受けた文言があり、感銘を受けたわりには文言とは相反する意見になってはしまったのは個人的にブレている?と思いつつも、より笑うための準備が受け手側にもあればより幸せになれると思った、お節介的な、一つの考えを動画にて提示してみました。

 

 終わりに 

一番言いたいのは、(実際の人間性は知らないので無視して)職業としての漫才師・お笑い芸人ってめちゃくちゃカッコイイ職業だなってことです。僕は、お笑い芸人達が笑わせてくれるから日常を生きられています。これは大げさでも何でもなく、笑えない日常を笑える日常に変えてくれる、生ける屍を人間に戻してくれる特殊能力を持った存在だと思ってます。

今、書いてて思ったのは音楽もそうかもしれませんね。映画も。あえて芸術と括るとするなら、芸術があるからいわゆる一般的な仕事もやれるのかもしれませんね。どっちが上とか下とかはなく、どちらも世の中には必要で、お互いが補完しあい人間がよりよく生きていける世界を構築するための必要十分条件なのではないかと。

 

P.S.

次回はライナーノーツを綴りたいと思います。ライナーノーツを見る前に動画と歌詞のページを見ていただけると幸いです。再度動画のURLを貼っておきます。

MANZAI VIDEO(MUSIC VIDEOパロディ漫才ver.) - YouTube

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